記念となる初レポートは、築7年、平屋建てのT様邸です!上手に取材できるか自信ありませんが、頑張っていきます。
では、まずどうして伊東六工務店さんになったかを教えてください!

どこにお願いしようか迷っていたんですよ。

私は最初から木をふんだんに使った和風建物や座敷のイメージにあったから、木造住宅で建てたいと思っていました。最初はいろいろな大手メーカーさんとかも考えていたんだけど、調べていくうちに、新住協さんのことを知りましてね。

「冬が暖かく、夏は涼しい高暖熱・高気密の家」の普及を目指しているところですね?

そう!北上は冬は雪が多くて寒さも厳しく、夏は東北とはいえ蒸し暑い。そんな環境に新在来木造構法で高断熱・高気密住宅が可能になる。
それだったら、全国のハウスメーカーさんよりも地元に詳しい工務店で腕がしっかりしていて、安心できるところがいい。そこで、住宅に詳しい私の知り合いに聞き込みをしてみたら4件ほど紹介され、その中に伊東六工務店さんがありました。その知り合いが社長さんと付き合いがあって、自信を持って紹介できるというのでお願いすることにしました。

何より平屋建てに強いこだわりがありました

何か家に対してのこだわりはありましたか?

家を建てるにあたって、私が一番こだわっていたのは「平屋建て」

家にはおばあちゃんがいるので、何よりおばあちゃん中心の間取りを優先にしたかった。家の導線を間違えちゃうと、家にいても家族の顔が見れなくなるでしょ?毎日必ずどんなことがあっても全員の顔が見える家にしたかった。

間取図
T様邸の間取図
家族団らんになるような配置になっています

家族団らんの家がモットー?

そうだね。玄関のすぐ隣をおばあちゃんの部屋、廊下を挟んだ向かいを居間にしました。すると、おばあちゃんの体調が悪くても襖を開ければ挨拶が出来てみんなの顔も見れる。みんなも安心できる。家が立派なことは大事だけど、家族団らんに過ごせるほうがもっと大事だからね。それに、仮に2階建てにしても自分は一生上がらなかったろうしね(笑)

家族を大事にする家造りだったんですね。

うん。伊東六工務店さんにプランをお願いするとき、予算・間取り・イメージ、あとはさっき言ったこだわりだけをおおまかに伝えただけだったんですよ。そしたら、全部汲み取ってくれた間取り図をぽーん!って作ってきてくれたんですよ!もちろん細かい変更はあるにせよ、言葉で「思い」を伝えただけで形にしてくれた。もう、それで安心しましたよ。

こうして改めて外観を拝見すると壁の半分が板張りになっていますが、これもこだわり?

外装・内装ともにデザインのアイデアは全部伊東六工務店さんがやってくれました。色あいも任せました。この板張りも伊東六工務店さんのアイデア。私の「木をふんだんに使った和の家」というイメージを汲み取って考えてくれてね。
全部まかせっきりだったけど出来上がりは外装・内装含めて全部気に入っりましたよ。もちろん新在来木造構法で高断熱・高気密住宅です。

板張りが特徴の壁 正面から見たところ
壁が板張りになっています 玄関正面からの写真
中に一歩入った瞬間、木の香りがします

では、中を拝見してもよろしいですか?お邪魔しま〜す。
うわあ、玄関も広くて、天井も高いですね〜。この大きい下駄箱もつくり付けですよね。
それに家の中に入った瞬間、もうびっくりするぐらいの木の香りがしますね。

平屋建てだから、天井を高くしてもらいました。これもこだわりですかね?開放感あるでしょう。
下駄箱も大きく作ってもらったから、靴が外にあふれ出すことなんてないね。
とにかく木の良いところを見せる家になってるからね、どこを見渡しても木に囲まれて落ち着けるんですよ。

広くて高い玄関を下から撮った写真
天井板も非常に凝っています
正面から見たところ。
奥行きがあって落ち着きます
まるで高級旅館みたいだと言われるんですよ

この廊下は素晴らしいですね!床はぴかぴかで新築にしか見えません!
特に天井は見たことのない模様なんですけど?

廊下はね、ワックスが加工されているから空拭きをきちんとしていればいいだそうです。毎日おばあちゃんが拭いてくれるから、おかげで今でも新築のようにきれいでしょう?天井は葦簀張(よしずばり)っていって風情があるでしょう。全部天然のものなんですよ。この照明も一役かって、この廊下を通る人は「まるで高級旅館に来たみたいだ」と言って感心してくれるんですよ。それが嬉しいですね。

なんとも見事な葦簀張(よしずばり)!
和風ならではの良さが出ています
築7年なのに、まるで新築のような床の輝き!
中に一歩入った瞬間、木の香りがします

次に、お座敷を拝見させていただきます。
・・・これはまた見事な床の間・床柱ですね!!私は初めて目にしました。改めて日本家屋の良さが納得できます!

やっぱり座敷は床の間が主役みたいなものですからね。この床の間の床柱は槐(えんじゅ)で造ってもらったんですよ。 白い面が特徴でしょう?
今はみんな、極力柱を隠すような洋風な家が多いけれど、本来の日本家屋はどっしりと柱が構えてあって、柱が見えるところがいいところと思うんですよ。今までご覧になっておわかりでしょうけど、うちは一切柱を隠していません。だからこそ、余計和風の良さというか、何年たっても飽きがこないんですよ。そう、流行りに振り回されず、いつまでもすたれない。

和室(10畳)を正面から見たところ 床柱の槐(えんじゅ)

確かに洋風より和風のほうが飽きはこないですよね。
もうひとつのお座敷にも床の間がありますね。

特にうちはお客様が多いから襖でしきり、2つの座敷にしたんですよ。
泊まった人がゆっくり寛げるようにしたかったのでこだわって造ってもらいました。

襖でしきって二部屋に分けています。 和室(8畳)も寛げるように仕上がっています
中に一歩入った瞬間、木の香りがします

ちょっと、場所を移動して台所を拝見させてもらいます。こちらも広々としていますね。

本当は、対面式なども考えていたんですけどね。先ほどお話したとおり、うちは来客が多いほうでして。
招くほう、招かれるほう共に快適な空間づくりにしたんですよ。
台所は来客をもてなす料理を作る裏方になりますよね。人によっては遠慮しちゃう人もいるし、作ってる方も落ち着けない。だから、招く部屋と台所をあえて分けることによって、双方リラックスできるようにしたんです。

言われてみると、廊下を挟んで台所と居間がありますね。これなら料理を運ぶのも片付けるのも楽にできますね。

中に一歩入った瞬間、木の香りがします

ところでこの家は新在来木造工法で建てられているので、高断熱・高気密ですよね?

はい、そうです。はじめから木造住宅で高断熱・高気密が望みでしたから。そのほか、床下暖房を使用しています。真冬に玄関先で話し込んでも、全館暖房なので暖かい。お客様にもよくうらやましがられますよ。(笑)

今、気づいたんですが、この手すりもデザインされているんですね。

この家は高断熱・高気密だけじゃなく、バリアフリーにも造られています。この手すりも家のデザインと統一されたものになっていますよ。

床下暖房の通気口 廊下全部に手すりが付いています。
家のデザインに合わせて作ってあります。
中に一歩入った瞬間、木の香りがします

いろいろ見せてもらってありがとうございました。
最後になりますが、改めて家づくりの感想を聞かせてください。

結論になりますが、やっぱり細かいところや自分の好みに造ろうとしたら納得できるものは工務店でなければ造れないでしょう。
今は洋風の家づくりが多いけれども、私は木の家、柱や梁の見える家がいい。それに和風は、家を建てた後に「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」と後悔もすることが少ない。部屋づくり一つひとつが完成されているので、逆にあれこれ付け足したり、物を増やしたりするとどんどん崩れて美しくない。洋風とは全く逆だよね。

「完成された美」が木造住宅の素晴らしさなんですね。

木は自然のものだからね。自然の美しさに勝るものはないでしょう?あとは、丁寧に住んであげるだけだよ。

本当に勉強になりました。長い時間、お付き合いいだだき、ありがとうございました!

間取図
お庭もきちんと手入れされており
なおかつ、日本家屋に相応しいものでした。

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